今回は、「条件分岐の書き方-if文-」を紹介させていただきます。
if文やswitch文はどのプログラミング言語でも重要な考え方になりますので、是非マスターしてください(^^)
条件分岐とは
名前の通り、条件によって実行する処理を分岐させることです。
「もし~だったら処理を行う。それ以外は別の処理を行う」というような処理です。
C#では、if文やSwitch文があります。
*Switch文についてはこちらの記事を参考にしてください。
if文の書き方
早速、if文の書き方を見ていきましょう。今回は3つのパターンの処理を紹介しています。「条件に対して偽であった場合に処理をするか」で使い方が変わってきます^^
①ifだけを使った処理
■処理のイメージ
条件に合致する場合をTrue(真)とし、処理が実行されます。
条件に合致しない場合をFalse(偽)とし、処理が実行されずに終了します。
■書き方
条件式は、演算子を使って記載します。
aとbが等しい場合:a==b
aとbが等しくない場合:a!=b
aはbより大きい場合: a > b
aはbより小さい場合: a < b
条件を複数持たせたい場合は&& (且つ)や ||(または)を使います。
■プログラム例
以下は、ItemNameという変数にじゃがいもが入っている場合、「じゃがいもは200円です」と表示されるプログラム例です。
ItemNameにじゃがいもと入っていなければ、処理は実行されずに終了します。
例えば、じゃがいもかにんじんの時というように、複数の条件を持たせたい場合は、以下のように||を使って表現できます。
②if~elseの処理
■処理のイメージ
「もし~の場合、~ではない場合で処理を分ける」書き方です。
条件に合致する場合をTrue(真)とし、処理が実行され終了します。
条件に合致しない場合をFalse(偽)とし、処理2が実行され終了します。
■書き方
■プログラム例
以下は、ItemNameという変数にじゃがいもが入っている場合、「じゃがいもは200円です」と表示されるプログラム例です。
ItemNameにじゃがいもと入っていなければ、else内の処理が実行され、「ItemNameは売り切れです」と表示されます。
③if ~ else if ~elseの処理
■処理のイメージ
「もし~の場合、~ではなく~の場合、それ以外の場合で処理を分ける」書き方です。
①条件に合致する場合をTrue(真)とし、処理が実行され終了します。
②条件に合致しない場合をFalse(偽)とし条件2へ進みます。
③条件2に合致する場合は処理2が実行され、条件2にも当てはまらない場合は処理3が実行されます。
■書き方
■プログラム例
以下は、ItemNameという変数にじゃがいもが入っている場合、「じゃがいもは200円です」と表示されるプログラム例です。
ItemNameに玉ねぎが入っている場合、else if内の処理が実行され、「玉ねぎは200円です」と表示されます。
ItemNameにじゃがいもや玉ねぎが入っていなければ、else内の処理が実行され、「ItemNameは売り切れです」と表示されます。
ひとこと
いかがでしたでしょうか。条件分岐は基本となる考えですので、是非マスターしてください^^
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