頭の中は立体的な世界になっていて、考えていることが同時に自己主張している状態です。
1つのことを考えているようでも、頭の中では色々な角度から同時に考えていて、
上手くまとまらないことが多いです。
「書く」というのは線状です。
同時に複数のことを考えていたとしてもひとつの線しか引くことはできません。
思考の整理学では、書く作業を以下のように表現しています。
書く作業は、立体的な考えを線状のことばの上にのせることである。
もともと本を読んだり、勉強して知識を増やすことが好きだったのですが、
アウトプットが大切だと言われるようになってからブログを始めてみました。
まだ始めて2ヵ月ほどしか経っていませんが、書くことで頭の中が整理されていると実感する機会はとても多いです。
どうして書くことでこんなに整理されるのだろうと不思議に思っていたのですが、
本書を読んでとても腑に落ちました。
書くことで得られるメリットは整理されることだけではないようです。
書き進めば進むほど、頭がすっきりしてくる。先が見えてくる。もっともおもしろいのは、あらかじめ考えてもいなかったことが、書いているうちにふと頭に浮かんでくることである。
書く以外にも整理する方法が紹介されていました。
それは音読です。
考えていることを同時に声に出すことはできず、
音読もやはり線状であることから、整理されるということだと思います。
聞き上手な相手を選んで考えていることを聞いてもらうとさらに効果があるようです。
わかっていてもついつい頭の中だけで色々考えてしまいますが、
考えがまとまらずパンクしてしまいそうな時は
「とにかく書いてみる」
を実践したいと思いました。
今後もブログは「思考の整理場所」として上手く活用していきたいです٩( ᐛ )و