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【UiPath】Create Form テキスト領域の使い方

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やりたいこと

フォームアクティビティを使用して、以下のように「お知らせに投稿する内容を入力させるフォームを作成したいと思います。

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 フォーム入力後にメッセージボックスを用意して、入力内容を確認するまでの手順について解説します!

 

フォームアクティビティについてはプロパティ等で細かい設定も可能になりますが、今回は基本的な使い方について説明しています( ..)φ

 

フォームアクティビティの使用方法、パッケージの追加方法については以前の記事を参考にしてください(^^)/

it-rpa.hatenablog.com

作成手順

フォームアクティビティを配置

はじめにCreateForm(フォームを作成)アクティビティを配置します。

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アクティビティ内のフォームデザイナーを開くをクリックすることで、デザイナーパネルが開きます。

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テキスト領域を配置

 アクティビティをワークシートに配置する方法と同じく、デザイナーパネル内でフォームを作成します。

基本コンポーネントにはフォームを作成するための色々な部品が入っています。

今回はテキスト領域をドラッグ&ドロップで配置します。

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コンポーネントの設定

 テキスト領域を配置したら、編集画面が開きます。

はじめに「表示タブ」からラベルを設定しましょう。

表示タブでは、ラベルの位置やプレースホルダーの設定などができます。

色々といじってみてください(^^)

 

今回はラベルに"お知らせに投稿する内容を記載してください"と入力します。

さらに、プレースホルダーに"300文字以内で入力してください"と入力します。

プレビューでどのように表示されるか確認することができます。

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データタブでは既定値の設定を行うことが可能です。

今回は既定値を設定しないので空欄のままにしておきます。

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検証タブでは入力を必須項目に設定したり文字列の長さを設定することができます。

今回は入力する文字数の最大の長さを300文字に設定してみたいと思います。

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バインドタブでは変数に受け渡す値を設定します。

今回はReasonと設定しました。

 

バインドは日本語入力だとエラーとなってしまうので、英語表記で設定を行います。

ここで設定したReasonを後ほど変数に引き渡します(^^)/

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条件タブ論理タブを使用すれば、様々な条件を設定することが可能となります。

他のコンポーネントと組み合わせて使用するので、詳しくは別の機会にご紹介します。

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設定は以上です!保存ボタンをクリックして設定を保存します。

フォームデザイン全体の保存ボタンもクリックしてフォームデザイナーパネルを閉じてください。

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プロパティの設定:変数へ格納

フォームアクティビティの後に、メッセージボックスを配置して投稿内容を表示させようと思います。

 

まずは変数を設定しましょう。

今回はstrReasonします。

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次に先ほどフォームで設定したバインドと作成した変数を結び付けましょう。

フォームアクティビティをクリックしてプロパティからフォームフィールドコレクションを選択してください。

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名前には、バインドで設定した値を入力します。

方向はフォームで入力した値を外に出すため、出力を選択します。

は文字列なのでStringを選択します。

には格納する変数名を入力します。

 

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 実行

 作業は以上です!

それでは実行してみましょう。

以下のようにフォームが表示されましたか?

表示されたら300文字以内で文字を入力して送信ボタンを押してください。

(300字を超えると注意メッセージが表示されます)

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無事に変数へ引き渡しができていれば以下のようにメッセージボックスに表示されます(^^)/

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フォーム画面サイズの変更

表示画面が大きすぎる場合は、プロパティプレビューから画面サイズを変更することが可能です。

【プロパティから変更する場合】

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【プレビューから変更する場合】

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ひとこと

フォームの作成方法については調べてもあまり出てこなかったので、今回よく使うテキストの使い方に領域ついてまとめてみました。

インプットダイアログよりも細かい設定ができて、ユーザビリティが高く開発を進めることができると思うのでぜひ使ってみてください!

 

他のコンポーネントの使い方についても紹介しているので参考にしてみてください!(^^)!

it-rpa.hatenablog.com