やりたいこと
文字列の先頭を埋める
以下に文字列型の変数str文字列があるとします。
str文字列 = "あいうえお"
この文字列を10桁として余った部分を他の文字列で埋めたいとします。
先頭部分を埋めるためには以下の構文で可能です。
str文字列.PadLeft(10, "0"c)
PadLeftをPadRightにすると、先頭ではなく後ろを埋めることができます。
"0"の部分は他の文字列に置き換えることができます。
cはchar型のcです。
char型とは.Netなどのプログラミング言語で使用されるデータ型の1つで、一文字分の文字コードを格納する際に使用します。
メッセージボックスに表示させてみましょう。
結果↓
無事に文字列の先頭を指定した文字で埋めることができました!
数値の先頭を埋める
先ほどの例では"あいうえお"という文字列に対して、先頭を埋めましたが、実務では数値に対して先頭を埋めたいケースが多いです。
15という数値を0015としたい場合は、PadLeftを使うと
15.Tostring.PadLeft(4, "0"c)
となりますが、もっと簡単にするために以下の表現があります。
15.Tostring("D4")
Dは10進数(Decimal)を表す書式指定となります。
他にも種類はありますが、一番よく使用するのはこれかなと思います。
("D4")とすることで、4桁の先頭を0で埋めるということが可能になります。
結果↓
無事に先頭を0で埋めることができました!
ひとこと
開発では123とするか0123とするかが結構重要になるケースが多いです。
この方法を知っておくと、あとで変更することになっても簡単に修正ができるのでぜひ使ってみてください!
文字列操作については他にも紹介しています!(^^)!