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【C#入門】画面を使った開発!GUIの種類と特徴をご紹介

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C#の勉強を進めていくと、「画面のあるアプリを作りたい!」という衝動にかられます。

 

そんな時に、Webアプリなのか、Windowsアプリなのか。。

更に、Visual Studioでどのように作るのか、悩まれる方も多いかと思います。 

 

 

私も勉強を始めた当初、参考書通り進めていましたが、自分の思っているものと何か違う・・・と思っていました。笑

 

今回は、Visual StudioC#でどのようなアプリが開発できるのか、種類と特徴についてご紹介します!

 

Visual Studioをまだインストールされていない方は、こちらからダウンロードしてくださいね。個人利用する場合は無料でコミュニティー版をインストール可能です^^visualstudio.microsoft.com

開発可能なアプリの種類

 

Visual Studioでは様々な開発ができるのですが、今回はよく利用される6種類をピックアップしました。WindowsアプリやiOS,Andoroidの開発、Webアプリやバッチ処理などがC#で開発可能です。

 

用途欄に概要をまとめています。

種類 用途
Windows フォーム

Windowsアプリ

・最も歴史が古く高度なデザインには不向き

・デスクトップアプリケーションの作成が可能

・ボタンなどを配置して直感的に開発

・画面定義はC#のコードで記述される

・.exeファイルが作成され、配布する

WPFアプリケーション

Windowsアプリ

・デスクトップアプリケーションの作成が可能

・ボタンなどを配置して直感的に開発

・画面定義はXAMLで記述される

・.exeファイルが作成され、配布する

UWPアプリケーション

Windows PC,IoTデバイス、Hololendes等アプリ

・色んな端末で動作可能

・ボタンなどを配置して直感的に開発

・画面定義はXAMLで記述される

Windowsストアから配布する

Xamarinアプリ

Android,iOSアプリ

複数のプラットフォーム向けに1つのツールで開発可

・Xamarinネイティブ、Xamarin.Formsがある

XAMLデザイナーがないので、全て手打ちが必要

iOS開発にはMacが必要

コンソールアプリ

CUIベースのアプリ

・画面を使わない、バッチ処置に向いている

コマンドプロンプトを使用

ASP.NETアプリ

Webアプリ

・インターネット上のWebサイト作成

・「Webフォーム」、「MVCモデル」の2種類

画面はXAMLではなくHTMLで記述される

利用方法

今回は、3つのアプリをピックアップして、Visual Studioでの利用方法をご紹介します。

Windows フォーム

Windowsフォームを使いたい場合は、新しいプロジェクト→Windowsデスクトップ→Windowsフォームアプリケーション(.NET Frameworkを選択します。

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開くと、下図のような画面が表示されます。

画面左側のツールボックスから必要なイベントを画面上にドラッグ&ドロップしてアプリを作成していきます。

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右側のソリューションエクスプローラーでForm1.Designer.csを開くと、デザインがC#でコーディングされていることが分かります。

 

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 WPFアプリケーション

WPFアプリを使いたい場合は、新しいプロジェクト→Windowsデスクトップ→WPFアプリ(.NET Frameworkを選択します。

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開くと、下図のような画面が表示されます。

画面左側のツールボックスから必要なイベントを画面上にドラッグ&ドロップしてアプリを作成していきます。

MainWindow.xamlでは、デザインがXAMLで作成されていることが分かります。

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こちらの本は、WindowsフォームとWPFアプリどちらも扱った入門書で、Windowsアプリ開発を検討している方にはおススメです!

ASP.NETアプリ

ASP.NETアプリを使いたい場合は、新しいプロジェクト→Web→ASP.NET Webアプリケーション(.NET Frameworkを選択します。

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作成を押すと、下記選択画面が出てきます。今回はMVCを選択します。

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ソリューションエクスプローラーには、MVCの"Models" "Views" "Controllers"があります。

画面のデザインはViewに作成されます。htmlでコーディングされていることがわかります。

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F5でデバッグをすると、ブラウザーが開いてWebサイトが開くので確認してみてください^^

 

こちらの参考書は、ASP.NET MVCの入門で、MVCの構造やプログラム手法について詳しく解説されています。 

ひとこと

いかがでしたでしょうか。

Visual StudioC#を使って開発するといっても、たくさんの方法があることが分かります。

 

プログラミングについてある程度理解したら、どのアプリを開発するか決めて、そのアプリの参考書で開発を進めることで、実践力をつけていきましょう(^^)/

 

◆合わせて読みたい◆

 

更に力を伸ばしたい方は、プログラミングの無料体験もお勧めです!

 

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