こんにちは、ウイルです!
これまで何度かTEDのおすすめスピーチを取り上げてきましたが、今回は、「好きを仕事にするサイド・ハッスル革命」について取り上げました。
*TED:アメリカの非営利団体が配信している世界各国の知識人によるスピーチ動画のことです。一度は目にしたことがある人もいるかもしれません。プレゼンの仕方にも注目がされています。
皆さんは好きなことを仕事にできていますか?
好きなことを仕事にしたいけど、どうやって??と思っている方もいらっしゃるかもしれません。
今回の記事では「好きなことを志をもってできる副業」=サイド・ハッスルをしている方へのインタビューを元にしたスピーチをまとめています。
「副業を検討している人」や「好きなことを仕事にしたいと考えている方」に是非おすすめです。
テーマ:「好きを仕事にするサイド・ハッスル革命」
動画の時間:03:10
内容
サイド・ハッスルとは
アメリカの労働人口の約15%は 従来的な定職に就いていません。
サイド・ハッスルもこの風潮の中にあるもので、別々のことをいくつかやって生計を立てていることを指します。
最近日本でも、副業を許可している会社が増えてきているようですが、サイド・ハッスルは別々のことをいくつかやって生計を立てることです。
サイド・ハッスルは、副業とは少し違います。副業は必要に迫られてするものです。サイド・ハッスルでも収入は得られますが志という面がやや強いのです。サイド・ハッスルは、ガッツのある起業家精神を捉えます。
副業とは少し違い、本業の他にも志をもって取り組めて、且つお金も稼げることのようです。
「副業でやるからには好きなことをしたい」
そんな方に、サイド・ハッスルの考え方が合っているのではないでしょうか。
本スピーチでは、サイド・ハッスルで成功している女性100人以上にインタビューをして、分かったことについてまとめています。
サイド・ハッスルに成功している人の特徴
その1.自分の関わるコミュニティーの中で機会を見つける
自分の関わるコミュニティの中で機会を見出すということ。必ずしも次のコカコーラやGoogleを目指しているわけではありません。規模が大きいのもいいですが 特定の客層相手に成功しているビジネスというのもまた 素晴らしいものです。
「普段の生活の中で困っていることはないか?」「地域にこんなサービスがあればもっと便利で暮らしが充実するのでは? 」という考えからビジネスが生まれるかもしれません。身近なところから機会を見つけてみるのも一つですね。
その2.自ら事業を営むこと
自ら事業を営むことに 関心を持つ人が増えていること。そのためには自分を律する必要があります。自力で大成した億万長者には、ひとつ大きな共通点があります。自分で決断し、責任を負い困難でもやり通すことです。サイド・ハッスルは、起業を試してみて完全に独立する前に自分にそういうスキルがあるか、見極めるのに良い方法です。
せっかく副業をするのであれば、雇われるのではなく自ら事業を始める経験をするのも良いかもしれませんね。本業で収入があるからこそ、思い切って自分の好きなことを自分の責任で試すことができます。
それを通して、責任感や経営者意識を養い、本業に生かせる場面もあるかもしれません。
その3.色んなことに情熱を持つ
第3に人はいろんなことに情熱を持っていること。強調したいのは人は仕事が嫌でサイド・ハッスルを始めるとは限らないことです。いろんなことに興味があって、始めるケースが多いんです。
リサ・プライスは、美容品会社の「キャロルズ・ドーター」をテレビ番組制作の仕事をしながら始めました。彼女は、テレビの仕事は好きだと言っています。毎日良い気分で仕事から、帰ってきていたのでキッチンで香水やヘアオイルを作る実験をするようになったのです。
副業を始めるきっかけが、「副業をしたい→何をしようか?」ではなく「あれがしたい!→副業をしよう」ということですね。
将来何になりたいか、分かってなきゃいけないと私達は教えられてきました。でもいろんなことに興味があれば、そういったことにちょっと手を出してみたくなるものです。それは、仕事に打ち込んでいないということではなく、喜びをもたらす表出の場を他にも持っているということなんです。
まずは色んなことに興味をもつこと。
それがビジネスではなくても、喜びをもたらす表出の場が増えていきますよね。
自分が何に興味を持っているか棚卸をしたり、新しい場に足を踏み入れたり。
その積み重ねがあなたの「サイド・ハッスル革命」になるのかもしれません。
気になる英語フレーズ
ここでは、スピーチに出てきた英語をいくつか紹介します。
They make decisions, hold themselves accountable
意味:自分で決断し、責任を負う
★accountable :(決定や行為の結果に)責任のある
hold 人 accountable:人に責任を取らせる
★Responsibleも「責任のある」という意味でおなじみですが、Responsibleは「何かをする責任がある」に対し、Accountableは「結果に対して責任がある」という違いがあります。
You have other outlets that bring you joy.
意味:喜びをもたらす表出の場を他にも持っている
★outlet :出口、はけ口、コンセント
★bring 人 joy:人に喜びをもたらす
みなさんは聞き取れましたか??
ひとこと
私がこのスピーチで印象に残っていることは、「色んなことに情熱を持つことは喜びを表出する場が増える」という言葉でした。
「色んな事に興味・情熱を持っていることは、その分喜びが増えることなんだ! 」
当たり前のことかもしれませんが、この解釈が新しいことを始めるのに背中を押してくれるものとなりました。
その積み重ねで点が線となり、ビジネスにも発展できれば嬉しいですね。
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