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【UiPath】Hello Worldを表示させよう!

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前回インストールしたUiPath Studioを使って、さっそくRPAをはじめよう!今回は、「Hello World」という文字を画面上に表示させる方法について説明するよ

さっそく開発ができるんだね!よろしくお願いします!

新しいプロセスを作成する

UiPath Studio起動後、プロセスをクリックしましょう。

新規のプロセスを作成して、ロボットに覚えさせる処理を書いていきます。

*ちなみに、この記事の最後にYouTubeのリンクも載せているのでそちらも参考にしてみてください!

 

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新しいプロセスの名前と保存場所を決めましょう。

全て後で変更することができます。

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保存したフォルダ内を見てみましょう。

以下のフォルダとファイルが作成されています。

処理を組み込むのはMainファイルです。

他のフォルダやファイルは今は気にしなくても大丈夫です。

赤枠のMainファイルをクリックしましょう!

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ワークフローを開いて開発を行う

Mainファイルを開くと開発画面が表示されます。

赤枠のMainワークフローを開くをクリックしましょう。

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Mainのシートが表示されます。ここにロボットへの命令を組み込んでいきます。

ロボットの設計書のようなイメージだね。始めは見慣れない機能がたくさんあるけれど、一気に覚えようとせず、必要な時に覚えていけば大丈夫!

アクティビティを使用する

アクティビティを使うと何ができるの?

アクティビティは処理のパーツのことなんだ。メッセージを表示させたり、ファイルの作成や削除、分岐処理や繰り返し処理など様々なアクティビティがあるよ!

RPAがノンプログラミングで直感的に操作ができると言われているのは、このようにアクティビティをパズルのように組み合わせて開発を行うからです。

 

ただし、アクティビティで実現できない処理を行う際はコードを実際に書くこともあります。

また、パズルを組み合わせてやりたい処理を実現するためにプログラミング共通の概念やロジックはRPAでも必要となるので、しっかりとした学習は必要になるでしょう。 

それでは実際にアクティビティを使ってみましょう。

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画面左下のアクティビティタブを押してみましょう。

アクティビティのウインドウが開きます。

アクティビティの検索部分に「メッセージボックス」と入力してみましょう。

MassageBox」と英語で検索しても構いません。

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メッセージボックスのアクティビティが表示されました。

アクティビティをドラッグ&ドロップして、Mainシートに移動させます。

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シーケンスは処理のかたまりを囲むアクティビティです。

シートの始まりは必ずシーケンスのアクティビティが必要となるので、シーケンスが無い場合は自動的に作成されます。
それぞれのアクティビティの右上にエラーのアイコンが出ていますね。

エラーの原因はメッセージボックスの中身が空のままなので、「正しい値を入力してください」といったものです。

メッセージボックスでエラーが発生しているので、まとまりの元となるシーケンスにもエラーアイコンが表示されます。

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メッセージボックスに正しい値を入力してみましょう。

"Hello World"」と入力してみてください。

Hello World」にダブルクォーテーションをつけることに注意してください。

ダブルクォーテーションは必ずつけるの?

HelloWorldなどは「文字列」と呼ばれていて、「文字列」には必ずダブルクォーテーションが必要になるんだ。 他にも「数値型」や「データテーブル型」など様々な型があるけれど、今回は文字列はダブルクォーテーションで囲むことをしっかり覚えておこう。

RPAを起動させる

メッセージボックスに正しく入力することで、エラーのアイコンは消えましたね。

これで「Hello World」を表示させる準備は整いました!

さっそくRPAを起動してみましょう!デザインタブより、実行ボタンを選択します。

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Hello World」が表示されましたか?

以下の画面が表示されていれば、正しく動作できています!

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これで「Hello World」と表示させるロボットが完成しました。

簡単ですね。

実際にはアクティビティ以外にもたくさんの機能を使って開発を進めますが、今は全部覚えようとしなくて大丈夫です。

ロボットにやってほしいことがあれば、その都度必要な機能を覚えていきましょう。 

プロパティを変更する

 最後にアクティビティの設定を変更してみましょう。

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メッセージボックスアクティビティをクリックすると、右側にプロパティウインドウが表示されます。
この設定を変更することで、アクティビティのちょっとした変更ができるようになります。

今回はボタンのプロパティを変更してみます。

赤枠内のボタンタブを押して見ましょう。

デフォルトの「Ok」が設定されていましたが「YesNoCancel」に変更してみます。

変更ができれば先ほどと同じ手順でRPAを起動してみましょう。

 

以下の画面になっていれば成功です!

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アクティビティのタイトル名は自由に変更することができるので、何の処理をしているかがわかるような簡潔なタイトルをつける癖をつけておきましょう!

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まとめ

パズルを配置してロボットを組み立てるっておもしろいね!

今回はメッセージの表示と、プロパティを変更してボタンの種類を変えることができたね。UiPathではたくさんのアクティビティや機能がまだまだあるからこれからどんどん学んでいこう!

できるUiPath 実践RPA [ 清水理史 ]

 

まだUiPathをインストールしていない方はこちらの記事でインストール方法を紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください!

 

it-rpa.hatenablog.com

 

また、こちらの内容については、YouTubeにもアップしておりますので

動作などをぜひ参考にしてみてください!

 

www.youtube.com

 

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